ミニバス

香港庶民の足、「小巴(ミニバス)」。路線バスと比べ、短距離の路線を細かくカバーしています。大型バスが通らないようなルートも走ってくれるので、乗りこなせれば便利なシロモノ。


フロントガラスに行先表示はあるものの、途中のバス停の案内はありません。一旦乗り込んだら、窓から外の景色を見て、降りたい場所でベルを鳴らすか「ヤウロッ!(降ります!)」と声を張り上げ、停めてもらいます。終点で降りるのでない限り、土地勘がない観光客には途中下車のハードルが非常に高い乗り物です。


ちなみに、ミニバスは小回りが効き、あまりスピードを落とさずにぎゅいんぎゅいんとカーブを曲がるので、遠心力で体が座席からずり落ちることがあります。安全のために必ずシートベルトを締めてくださいね。