大閘蟹(上海蟹)

秋と言えば、大閘蟹(上海蟹)の季節!

大閘蟹の美味しさは、なんといってもその濃厚な卵・白子にあります。甲羅を開けたときの、ワクワク感はたまりません!

そして、大閘蟹に合うのは、やはり紹興酒。また、蟹は東洋医学的には体を冷やす食べ物と考えられるため、食後には体を温める生姜茶が必ず出てきます。
 
とはいえ、蟹そのものは日本の毛ガニやタラバガニを見慣れていると、かなり小さい印象。爪の肉も少ないですし、足にいたってはストローのような細さ。それを一本ずつ、ちゅーちゅーと一生懸命吸って食べるのは、かなりの忍耐力を試されます。

ちなみに、大閘蟹は生きたまま、紐でグルグルと縛られた状態で売られています。香港人が「私いま、大閘蟹なの~」という時は、「株の運用が思わしくなく、手足を縛られたように動けない状態」という意味です。