新聞・雑誌の売店

写真は香港ミニチュア展の出品作品から「新聞・雑誌の売店」。

街角のいたるところにある売店です。新聞を買うと、ビニールの手提げ袋に入れてくれて、ティッシュを一つ、おまけにもらえるというのが定番。中華料理は油っぽいこともあり、食事をすると最後にティッシュで口元を拭くのが習慣なので、香港人にとってティッシュは欠かせない日常携帯アイテムの一つです。

ちなみに、背後の壁にある漢詩のような落書きは、自称「九龍皇帝」なるおじさんが、街中のいたるところに香港政庁への不満をしたためて歩いたものです。当初は単なる街を汚す落書きとみられていたのですが、ある時から注目を集め、それ以来アートとして有名となりました。今は街から消されてしまいましたが、香港の人々の記憶には懐かしく残っている光景です。